家を出るときセーターを着込んだが、東京でも長野でも全く不要。東京ではジャンバーもたたんでいた。
　むしろ、地下鉄とか屋内とか暖房がガンガン効いているところでは、袖をまくって扇子を使ってさえいた。
　でも東京の人たちって、気温が１５℃を超えても、暖房が効きすぎているところでも、コートや襟巻をきっちり着込んで、ほんとに暑くないのかしら？

　「ゴヤ　光と影」展　
　　「着衣のマハ」の展示が目玉。スペインのプラド美術館で拝観して以来、７年ぶりの邂逅。「裸体のマハ」と離れ離れになってちょっとかわいそう・・

　「アルプスの画家　セガンティーニ　光と山」展　
　　スイス・アルプスの山中で、雄大な山岳風景を背景に人の営みの深淵を描いた画家。
　　空の青、山脈の白、草原の緑のコントラストの鮮やかさ、前景の人物、家畜の豊かな表情が魅力。
　　一度は間近に観てみたかった画家のひとり。セガンティーニ神社、思わず柏手を打ってしまった。

　で、安曇野に広がる風景は、前日観たセガンティーニの色彩と変わるところがない。
　飛騨山脈の常念岳、鹿島槍ヶ岳などの冠雪が、澄んだ大気を彷彿させた。

　

２０１１（平成２３年）．１２．３（土）〜４（日）

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