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Andante Moderato ゆっくりと ほどよいほどに |
あんだんて もでらーと (ゆっくりと ほどよいほどに) 音楽用語 速度を表す。 Andante 歩く速さで、ほどよくゆっくりと Moderato 中くらいの速さで(AllegroとAndanteの間の) 語源となっているイタリアの日常会話では、 Andante 急がず遅れず前へ行く。「平凡」というニュアンスも Moderato 意識的に保持された「中庸」(要は「ほどほどに」)、「穏健」のニュアンスが ・・・・あるらしい。 当サイトでは、管理人の鉄道旅行記をおもに扱います。 旅行するに当たっては、列車に揺られ、ぶらぶら歩きまわり、無理せずに観て聴いて遊んで愉し むという態度をとっています。 それは、時間の許す限り見聞を広めながらも、行きそびれた、しそびれたところはまた今度・・ ということです。決してがむしゃらな旅ではありません。 旅の醍醐味は、目的を達成することより、むしろ心残りを作るところにあり。 「また今度行ってみよう」、その意欲が、今日を明るく生きるコツのひとつだと思っています。 「旅」だけでなく人生もそんな風にゆとりを失わずすごせたらいいですね。 「Andante Moderato」と指示された楽曲について ・マーラーの交響曲第6番イ短調の第3楽章(もしくは第2楽章) 緊張の解かれた穏やかで寛(くつろ)いだ雰囲気の曲想から始まります。 大編成管弦楽の圧倒的音圧、緊迫感が特徴といわれる中、魅力的な一面を見せてくれます。 管理人が、「マーラーの音楽で好きな箇所は?」と問われれば、真っ先に指を折る楽章です。 あと ・同じくマーラー 交響曲第2番ハ短調の第2楽章 ・ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調作品125の第3楽章第2主題(25小節〜 ほか) 以上の3曲の「Andante Moderato」について、共通の情感を嗅ぎ取れないでしょうか? ほかにも ・ブラームス 交響曲第4番ホ短調作品98第2楽章 (寛ぎの中にも独特の「寂寥感」が加わる) ・ 同 ピアノのための3つの間奏曲作品117第1曲 ・モーツァルト 交響曲第33番変ロ長調K.319第2楽章 ・ハイドン 初期の交響曲のいくつかにも ・BEGIN(渡部哲哉編) 「涙そうそう」(吹奏楽版) etc. まだ聴いていない曲もありますし、ほかにも探せばザクザク現れるかも知れません。 |
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